toggle
2024-09-16

5年ぶり開催の奉納試合

今日は5年ぶりに開催となった「石上神宮奉納試合」でした。
コロナになった2020年から、ずっと中止になっていました。
それまでは毎年、この時期に開催されていました。

5年ぶりの開催なので、小学生の剣士は、全員が初めての参加です。
我が家の次女も、小学3年生の時に参加したのが最後です。
本当に久しぶりの奉納試合です。

まずは参加者全員で、石上神宮にお参りします。
石上神宮の奉納試合なので、神殿の中に入って正式参拝をさせていただきました。
コロナ前までは、連盟会長と選手代表と保護者代表だけが、神殿に上がっていた。
以前は参加人数も多くて、全員は入れないため、代表者だけで、あとは外で参拝でした。
今は子供の数も減り、それと同時に保護者も減っているので、今回は全員での神殿での参拝となりました。

参拝が終わったら、開会式、そして演舞へと進みます。
刀(もちろん本物じゃない)を使っての演舞に、子供たちも釘付けでした。

その後、小学生基本の部の基本稽古。
たどたどしい子供達の稽古ですが、最初はみんなこうなんですよね。
我が家の子供たちも、みんな最初はこうでした。

その後小学生、続いて中学生と試合が続きます。
人数が少ないので、小学生は総当たり戦で、勝ち数の多い者で決勝戦。
中学生は9名で勝ち抜き戦で試合を行いました。
人数が少ないので、男女混合です。

中学生女子は、次女と同じ歳の女の子の2名しかいません。
2人ではいきなり決勝戦になるので、男子と一緒に試合です(笑)
しかし相手は、ほとんどが中学1年生。

最初の相手もおそらく1年生。
背は高いが、あっさりと次女の勝利。
続く2回戦も1年生。
小学生の時に、一緒に剣道をしていた男の子です。
こちらも危なげなく勝利した。

2回勝てば決勝戦です(笑)
決勝の相手は、同じ歳の男の子。
小学生の時に、一緒に剣道をしていた男の子です。

これまでの対戦は、ほぼほぼ次女が勝利している。
しかし今日は違った。
合い面で一瞬先に相手の面が入った。
その後、なんとか1本取り返そうと頑張るが、そのまま時間切れ。
残念ながら優勝を逃し2位になりました。

石上神宮の境内で試合をしているので、参拝客が頻繁に通ります。
みんな「何やってるの?」という感じで、立ち止まって試合を見てから参拝に向かいます。
そんな中、外国人のご夫婦がやって来た。
きっと珍しかったのでしょうね。
2人ともスマホを向けて、写真を撮りまくっていました。

男性に限っては、スマホだけでは物足りなかったのか、デジカメを持ち出して、本格的に撮っていた。
たまたま参拝にやってきたところに、偶然にも剣道の野試合をやっているなんて、ラッキーと思ったでしょうね。

試合が終わって閉会式の時にも、今度は明らかにツアー客の外国人ご一行がやってきた。
手前のブルーシートに置いてあった防具を見つけた案内人は、手振りを交えて「剣道」と説明していました。
もう少し早くきたら試合見れたのに残念でした。
それでも、袴姿が珍しいのか、みんな閉会式の子供達の様子を写真に撮っていました。

全て終わって帰りの車の中。
なぜか次女が泣いていました。
決勝戦で負けたのが悔しかったようです。

相手は小学生の時に、一緒に剣道していた男の子。
これまではずっと次女が勝っていた。
その相手に負けたのが悔しかったのか、それとも自分の思う剣道が出来なかったのが悔しかったのか。
まぁ、悔しがるというのは、次につながりますから、今日は良い敗戦だったと言えるでしょう。
次女の試合内容も、決して悪くは無かった。

次の試合に向けて、また頑張ってもらいましょう。

関連記事