無事に「国際バカロレア啓発セミナー」終了

なんとか無事に終わった。
疲れたけど、心地よい疲れです。
特に大きなトラブルもなく、時間もほぼ予定通りに終わりました。

朝9時に集合して、準備や打ち合わせ。
10時には育友会メンバーも揃って、受付などの説明を行いました。
先日の文化祭も全員参加に近かったですが、今日も全員参加に近い出席率。
本当に皆さん熱心でありがたいです。

受付は13時からなので、リハーサルをして、お昼ご飯を食べて本番に備えます。
13時前から来場する方もおられ、13時になると続々と集まり始めました。
「いよいよ始まるんだな」と、期待と不安が入り混じった心境でした。

まずは文部科学省の挨拶、続いて奈良県教育委員会委員長の挨拶。
そして国際バカロレア機構の認定マネージャー Avalokita Nanda氏の講話と続きます。
ここで最初の課題。

Avalokita Nanda氏はもちろん英語でのスピーチです。
スライドはあらかじめ日本語にしたものを使います。
言葉をどうするか悩んでいたところに、育友会の役員で昔通訳の仕事をしていた人がいた。
でもその人も、ブランクがあるので、うまくできるか不安があったようです。

ところどころ聞き取りにくいところもありましたが、全体的にはなんとか行けました。
通訳だけでなく、あらかじめ訳したテキストを見れるように、QRコードも用意していたので、それを見ている人も結構いました。
講話の途中で、会場の皆さんにアンケートをとります。

アンケート用のQRコードを読み取って、「生徒の学びにとって大切なことはなんですか？」の問いに答えてもらいます。
Googleフォームで回答されたテキストを、ワードクラウドというWebサービスを使って、テキストをビジュアル化します。
まずは来場者の皆さんが、答えてくれるのか？という不安がありました。
しかし、思いの外、たくさんの人が回答してくれました。

Avalokita Nanda氏の次は、私たちの国際中学校・高等学校の校長のスライドです。
本校の取り組みについて、紹介していただきました。
校長先生は、この手のスライド説明は慣れているので、本当に安心して見ていました（笑）

ここで15分間の休憩。
前半が終わり、特に大きなトラブルも無く、ちょっと一安心。
残るは高知国際中学校・高等学校の校長先生と、OBの方のスライドです。

高知国際中学校・高等学校の校長先生のスライドも、とても楽しく見ることが出来ました。
そしてOBの方のスライドも、とても見やすくてわかりやすかった。
きっと来場者の多くは、この高知国際中学校・高等学校の現状と、OBの方の話が、一番聞きたかったのではないかと思います。

そしていよいよ最後の質疑応答です。
本来の質疑応答は、来場者の方に質問をしてもらう。
挙手してもらい、マイクで質問を投げかけてもらいます。

しかし、それではなかなか手が挙がらない。
それはこれまでPTAでの研修会や、講演会を見て来て、とても良くわかっている。
きっと同じスタイルでは、質問は少ないと思った。

そこで考えたのが、スマホで質問を投稿してもらう方法。
そのために使ったのが、LiveQというWebアプリ。
Webアプリなので、スマホにダウンロードしたり、インストールする必要がない。
QRを読み込めば、すぐに使えて、すぐに質問ができる。

そして今回は、まずは会場で話し合う時間を設けました。
5分間ほど、隣同士で今日のセミナーについて、話し合ってもらう。
よくわかったこと、わからなかったこと、疑問に思ったこと。
自分では理解したつもりでも、他の人と話すことで、別の視点が見えてくる。
その上で、質問を入れてもらうことにした。

最初は「質問が集まらなかったらどうしよう」という不安があった。
そのため、もし質問が入らなかったら、育友会役員にサクラででも入れてもらおうと思っていた。
ところが、蓋を開けてみると、バンバン質問が入ってくる。
担当の先生と、どの質問を選ぶか見ているうちに、また新たな質問が入ってくる。

もう数えきれないほどの質問が入ってきて、途中から追えなくなってきた。
そこで「いいね」の数で判断することにした。
誰かの質問に賛同したら、いいねを押すことができる。
いいねの数が多ければ、それだけ多くの人が興味のある質問ということ。

いいねの数の順番に設定して、そこから質問を出して行きました。
もっともっと多くの質問を取り上げたかったけど、時間的に5〜6問が限界でした。
予想以上の質問に、嬉しい誤算でした。

最後は私が育友会長として挨拶をして、続けて校長先生が締めの挨拶。
なんとか無事に終えることが出来ました。
今週はハードスケジュールで疲れた。
アルコールも入ってほろ酔いなので、もう寝る（笑）
おやすみなさいm(_ _)m