いろいろ考えさせられたオリンピック

パリオリンピックが終わりましたね。
日本は金メダル20個、銀メダル12個、銅メダル13個、合計45個のメダルを獲得しました。
自国以外の開催でこれだけメダル獲得したの凄いですね。

しかし、今回のパリオリンピックは、いろんな課題が見えたオリンピックだったと思います。
特に審判の判定については、五輪と誤審をかけてゴシンピックなどと言われていました。
柔道の試合で、明らかに1本入っているのに、すぐに1本の判定が出なかったり、「待て」を聞かずに相手に占め続けられて負けてしまったり。

バスケの試合でも、実際は触れてもいないのにファールを取られてしまったり。
フランスとの接戦だったので、このファールが無かったら勝利していた可能性もある。
なんとも後味の悪いゲームだったと思う。

他にも「なんで？」と思われる判定が多かった今回のオリンピック。
ネットでは「日本人差別だ」との声も上がっています。
日本を不利な状況に持っていくための判定。
そう言われても致し方ない場面もあった。

スポーツクライミング女子では、森秋彩選手が身長154cmで、スタート地点へのホールドへ手が届かず、痛恨の0点で終わった。
助走をつけながら、何度もジャンプする姿に「これはもはやイジメだ」との声も上がっています。
多様性と言いながら、身長差で差別する。どこがスポーツマンシップ？と言いたいですね。

今回、スケートボードやフェンシングで、日本勢が大活躍しました。
日本人が活躍すると、なぜかルール変更が行われるのがスポーツの世界。
スキーのジャンプなどは、日本人に不利になるように、何度もルール変更が行われていると聞きます。
そんな中でも、活躍する日本人選手って、本当に凄いと思います。

私たち日本人って、差別されているって意識ないけど、実は海外に行くと差別されるらしいです。
私は残念ながら海外への経験がないので分かりませんが、海外で暮らしたことがある人は、差別を体験していると言います。
欧米人にとっては自分達が一番で、次に黒人、最後にアジア人らしい。
つまり日本人は、最も下に見られている。

そんな日本人に、スポーツで負けるのが許されないのでしょうね。
日本人って体格も小さいし、そんなにパワーもない。
でも、技術と精神力とスピードで勝ち抜く。
それが許せないのでしょうね。
そんなことが浮き彫りになったオリンピックだった気がします。

まぁでも、もう終わりました。
そんな中でも精一杯頑張った選手たちに拍手です。
メダルを掴んだ選手も、そうでない選手も、本当によく頑張りました。
結果が全てではありません。
オリンピックにチャレンジして、日本代表として選ばれただけでも凄いのです。

素晴らしい笑顔と涙をありがとう。