良き思い出の故郷
関東方面は梅雨明けしたらしいですね。
関西もおそらく今週末には梅雨明けかな?
でも、もう蝉が鳴き始めているから、きっと梅雨は明けたんだと思う。
これから暑い夏が始まりますね。
毎年夏になると、故郷の奄美に無性に帰りたくなります。
入道雲を見上げると、奄美の夏の空を思い出す。
刺すような陽射しの奄美へ、無性に帰りたい気持ちに駆られます。
昨年までは帰る場所があったので、帰ろうと思えば帰れた。
しかし昨年末に母が亡くなり、今年の3月末で母の住んでいた住宅も部屋を引き払ったので、もう帰る場所はありません。
帰省するとなればホテルで宿泊するしかない。
覚悟していたことだけど、やっぱり寂しいですね。
本日の写真は、2018年の夏に、家族で奄美に帰省した時の写真です。
家の前に川があり、潮が満ちてくると海になります。
よく家の前で釣りをしていました。
この時はもう少し足を伸ばして、防波堤のところまで行って、家族で釣りをしました。
今から6年前になります。
家族で奄美に帰省をしたのは、これが最後ですね。
私1人では何度か帰省しているし、母が亡くなった時も家族は帰省していますが、息子は船に乗っていたので来ていません。
家族全員が揃っていたのは、この時が最後です。
良き思い出の写真です。
この頃からすれば、子供たちも成長し、長女も高3、次女も中2です。
来年には長女も高校を卒業して、家を離れるかも知れない。
ますます家族で揃う時間は減っていく。
夏が来るたびに「今年は奄美」「今年は北海道」と、家族で帰省していた頃が懐かしいです。
今思えば贅沢な時間だったんですよね。
帰ることができる場所があり、家族が揃って帰る時間もあった。
これからますます家族の時間は減っていくと思う。
でも、これまで大切にしてきた家族の時間があった。
たくさんの思い出もある。
子供達はこれから、自分の人生と向き合って歩み出す。
そしてまた、新たな思い出ができることでしょう。
夏が来るたびに奄美の夏を思い出す。
もう戻れない故郷だけど、心の中にはいつでも奄美の自然が生きている。
子供達の心の中にも、奄美での思い出と共に、おばあちゃん(母)の存在も生きていると思います。
良き思い出を大切にしたいですね。