良き卒業式
3年間の高校生活を終えて、涙で巣立って行きました。
今日は高校の卒業式でした。
あっ、私の娘はまだ卒業ではありません。来年です(笑)
今日は長女の高校の卒業式に参加して来ました。
私は育友会会長なので、来賓として参加。
来賓として祝辞も行わせていただきました。
卒業式の祝辞は5年ぶりです。
長女の小学校の卒業式で、PTA会長として祝辞を述べた時以来。
中学校卒業の時もPTA会長でしたが、その時はコロナ真っ只中。
来賓も無く、保護者も2名までと決められていて、私もいち保護者として保護者席にいました。
祝辞は5年ぶりなので、昨日午後から仕事そっちのけで文書作成(笑)
なんとか文書考えて、祝辞の形式に仕上げました。
今、祝辞用のプリントセットがあるんですね。
5年前は、自分で考えてそれらしく作ったけど、今回は楽に出来ました。
私の祝辞は、名誉校長、学校長の式辞の後。
まずは名誉校長が式辞を述べる。
名誉校長はガー・レイノルズ氏。
米オレゴン州出身、奈良県生駒市在住です。
プレゼンテーションの世界的な第一人者で、住友電気工業や米アップル社での勤務を経て、スティーブ・ジョブス流のプレゼンテーションに日本文化「禅」を融合させた手法「プレゼンテーションZen」を提唱しています。
もちろん式辞はEnglish。
ちゃんと和訳されたプリントが式次第に入っているので、それを読みながら聞いていました。
続けて学校長の式辞です。
学校長は日本人ですが、学校長の式辞もEnglish。
入学式から卒業式まで、一貫して学校長の挨拶はEnglishです。
さすがは国際と名のつく高校です。
こちらも和訳があるので、それを読みながら聞いていました(笑)
そして次は私の番です。
私ももちろんEnglish・・・な訳はなく(笑)
英語続きなので、冒頭に「安心してください。日本語で話します。」と言ったら、思いの外受けていました(笑)
最初のつかみはOKだったので、その後はリラックスして話せました。
卒業式の祝辞って、大体内容決まっています。
卒業生へのお祝いの言葉、保護者へのお祝いの言葉、先生方への感謝の言葉。
昔は来賓とかで地域の区長さんとかも来ていたので、地域の方への感謝の言葉。
それでほぼ終わってしまう。
今回は、なるべくお祝いの言葉は簡潔にして、卒業生への言葉を増やしました。
そのためにも3年間の想いを振り返ってほしいと思った。
そこで、卒業生へのメッセージの前に、30秒だけ時間を設けました。
「これから30秒だけ時間を取ります。軽く目を閉じて、3年間の思い出を振り返ってください。」と。
そして保護者や先生方にもお願いしました。
その後に、3年間の思い出がこれからの人生の糧となることを、メッセージとして伝えさせていただきました。
卒業生がどう思ったかはわかりません。
しかし、参列していた役員の保護者や、校長先生、教頭先生からは「とても良かったです」と言葉をいただきました。
ほんの少しでも、気持ちが伝わってくれていたら嬉しいですね。
最後は在校生からの送辞。
卒業生からの答辞がありました。
卒業生の答辞は、時々言葉を詰まらせ、感極まっているのがわかります。
その度に、こちらまで涙腺が緩みました。
それでも、最後までしっかりと答辞を述べていました。
最後に「式歌」と」あったのでなんだろう?と思っていたら、卒業生で選んだ歌を、卒業生全員が歌いました。
歌はGReeeeNの「遙か」です。
とっても良い歌で、さらにそれをピアノとギターの伴奏で合唱しました。
もちろんピアノもギターも卒業生です。
いや〜良いですね。青春ですね。
とっても感動的な卒業式でした。
来年はいよいよ長女たちの卒業式かと思うと、早くも胸が詰まる想いでした。
卒業生の皆さん、おめでとう。
これからそれぞれ違う道へと進みますが、皆さんは国際高等学校という根っこで繋がっています。そのことを忘れずに、それぞれの道を歩んでください。